子どもが口をぽかんと開けていると、身体に影響があるの?

唇を閉じずに口をぽかんと開けていると、歯並びやかみ合わせが悪くなったり、むし歯や歯肉炎などにもなりやすいなど、いろいろな問題を引き起こします。日ごろから口を閉じ、鼻で呼吸する習慣をつけましょう。今回は、唇を閉じずに口をぽかんと開ける口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)の影響についてお話します。

口をぽかんと開けてしまう原因は?

最近、唇を閉じず、口をぽかんと開けている小さなお子さんをよく目にします。いわゆる「口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)」といいますが、これはさまざまな原因から起こります。

アレルギー性鼻炎などで鼻呼吸ができない場合や、上下のあごの大きさの不調和、歯並びやかみ合わせの悪さ、口の周囲の筋力が弱い場合などがあげられます。

シャボン玉やハーモニカが鼻呼吸の訓練に

口唇の閉鎖不全は口呼吸と関連しやすいので、普段の生活の中で、唇をしっかり閉じて鼻で呼吸することを促していきます。

積極的に口を使って吸ったり吐いたりする遊び(ラッパ、シャボン玉、ハーモニカなど)に誘って、口を閉じて鼻から息を吸ったり吐いたりすることを、遊び感覚で練習させましょう。また、小児歯科や矯正歯科で筋機能訓練を必要とする場合もあります。

食生活や食べ方にも注意

食事の時も唇を使った食べ物の取り込みや、咀嚼(そしゃく)中の唇の閉鎖を促していきましょう。口唇を閉じてよく噛み、味わってごくんと飲み込む習慣が、子どもたちの五感と健やかなこころ・身体を育みます。普段から食生活や食べ方にも注意をして、元気なお子さんを育てていきましょう。

参考文献
母子口腔保健指導の手引き(静岡県・静岡県歯科医師会)

アドバイス
静岡県歯科医師会地域保健部長
竹内 純子 先生
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