乳歯と永久歯が生えかわる時期は?

子供の歯列から大人の歯列へと歯の交換は、5~6歳ころから始まります。しかし、他の子と比べて早かったり遅かったりと、個人差もあり、親としては心配になることもあるでしょう。今回は、乳歯と永久歯の生えかわりに関するお話です。

乳歯は6~7年かけて永久歯に交代

乳歯から永久歯への交換は一般的に6歳頃から始まり、6~7年かけて永久歯と交代します。第3大臼歯(親知らず)を除く28本が生え揃うのが12歳から13歳頃で、最終的に第3大臼歯(親知らず)が成人前後に生えてきます。しかし、元々親知らずがない人もいますので、生えないからといって心配する事はありません。

次に、生える順番ですが、一般的には6歳頃に上と下の第1大臼歯が乳歯の奥歯の後ろ側に生え始め、同じ頃に下顎の中切歯(ちゅうせっし)が生え始めます。次に上顎の中切歯と下顎の中切歯の横に側切歯(そくせっし)が7歳から8歳頃に生え始めます。

その後上顎の中切歯の横に側切歯が生えてきます。9歳から10歳頃には下顎の犬歯が生え、残りの歯が生え揃って第3大臼歯を除く永久歯列が完成します。

20本の乳歯のあった場所には、乳歯を押し上げながら永久歯が生えてきますが、上下第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯は歯肉を破って生えてきます。

永久歯が生えないと健康に悪影響も

歯の交換時期や萌出順序には多少の個人差はありますが、永久歯が生えてこなかったり、正しい位置に生えなかったりして歯並びが悪くなってしまうと、むし歯や歯周病になりやすいばかりか、食べ物を正しく咀しゃくできず、全身の健康に悪い影響を及ぼすこともあります。

親御さんは、お子さんの乳歯から永久歯までの生え代わりの時期には、異常がないかしっかり観察し、口の中の変化を見守ってあげてください。この時期にしなければならないことは、乳歯をむし歯にさせないことです。もし、むし歯になったらしっかり治療することです。

また、乳歯から大きめの永久歯が生えそろうために、顎の発育は重要です。そのために、定期的にかかりつけ歯科医で健診を受けましょう。

アドバイス
静岡県歯科医師会地域保健部員
浅井 浩志 先生
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