リラックスして 子育てられ? 相互関係への気づき

「子育て」ってどんなイメージですか。責任が重いなぁ、なんて思ってしまいますよね。あれもしなくちゃ、これもしてあげたい、など気忙しい部分があります。でもそんな「つよーい気持ち」は悪い影響を与えたりすることがあります。ですから、そんなときこそ、ちょっと一息。外の景色を眺めるもよし、お茶を一杯いれるもよし。リラックスが必要です。ここでとっておきの方法を披露します。

深呼吸でリラックスすれば新たな子育てが見えてくる?

リラックスするためのとっておきの方法、それは深呼吸です。けっこう、効果がありますよ。静かに腰をおろし、背筋を伸ばし、腕は自然に組んでみましょう。頭を少しだけぼんやりさせます。自然に目がとろ~んとします。そして、吐く息に集中します。

お腹をへこませながら鼻からゆっくり息を吐き、苦しくなりそうな予感がしたら、軽く鼻から吸います。お腹をふくらませながら、ゆっくりと。吸う息は八分目。そしてまたゆっくりと息を吐いていきます。

これを10回位すると、ぽかぽかしてきて、ちょっといい気分になります。そんな時には今までとは違う「子育て」が見えてくるかもしれません。「呼吸」は「吐く息」と「吸う息」でワンセット。

「子育て」は一方向的な働きかけではありません

「子育て」も親の側が一方的に育てているのでしょうか。たぶん違いますよね。たとえば、だっこ。お父さんは、はじめ力加減がわからなくておろおろしたり、まわりから怒られたりして。でも、今では立派に「だっこ」できているではありませんか。だっこが上手にできるようになったのは「子育て」をしてはじめて可能になったわけです。

ん? なんだろう、これって。親が何かをしたというより、むしろ子育てによって、親の側が何かできるようになっているのでは? つまり、子育てというのは親から子どもへの一方向的な何かではなく、子どもから親へも何かが与えられている相互作用なのです。もしかして、「子育てられている」のかもしれませんよ。

さてさて、これから一体、お子さんから何をもらえるのでしょう。わくわくしませんか? 子も親も、すくすくと成長しますように。

アドバイス
静岡福祉大学
子ども学部子ども学科
向山 守 先生

専門はことばに関わることで、とくにアメリカ詩。著書に詩人ヤリタミサコと共著で『カミングズの詩を遊ぶ』(水声社)がある。

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