保育の専門家だって孫育ては大変なのです

平成29年度から静岡福祉大学子ども学部子ども学科にお世話になっています、永田恵実子と申します。岐阜生まれ岐阜育ちで、静岡県内に住んで9年目になります。海のない地域で育ったため、太平洋のスケールの大きさに驚き、海鮮のおいしさに日々魅了されています。さて、今回のテーマは『保育の専門家だって孫育ては大変なのです?』にしました。これは、私の友人の孫育てのお話です。

保育の専門家だって孫育ては大変

彼女は保育園の園長先生です。保育の道に入ってもう40年以上。彼女の鶴の一声で某市保育全体に響くほどの威力があります。重鎮といわれる立場にいる人です。彼女の娘さんに待望の初孫(女の子)が生まれました。ところが、重鎮でも孫との関係づくりがすごく難しかったというのです。私は、「何言っているの?」と思いました。

娘さんに育児疲れがないようにと、お祖母ちゃんとしてゴールデンウイーク中、預かった時のことです。孫は可 愛いけれど、可愛いだけではいかない。子どもと1日中関わり、好きな食事をつくり食べさせました。これが大変だったというのです。

保育園やわが子の子育てとペースが違う。立場的にお母さんでも保育者でもないお祖母ちゃんという立場を経験したのですからね。私は、子育てをする立場の違いから新しい関係を作っていくことに努力がいるなんて話を聞くまで分かりませんでした。

しかしながら、その子育ての立場の違いは、実はすごく子どもの成長発達に大切なことなのかな。違う立場があるから子育てが多角的な方面からなされるのかも知れません。

彼女が孫を預かるようになってから1カ月が経ちました。やっとうまく意思の疎通を図れるようになったそうです。子どもが駆け寄って甘えるお母さんの後ろで支えるお祖母ちゃんの大切さ、子育てセイフティネットの大切さ、難しさを少しだけ理解した気持ちになりました。

アドバイス
静岡福祉大学
子ども学部
子ども学科
永田 恵実子 先生

【専門分野】 子ども学、障害児心理学、福祉心理学
【研究テーマ】 子育て支援、保育者へのコンサルテーションなど
わんこ(犬とはいわない)に毎日癒されています。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする