子どもの成長に合わせたやけど防止対策

やけどは寒い冬場に多く発生する事故。これからの季節は特に注意が必要です。やけどは子どもの家庭内事故の上位に入り、その受傷の半数は0~5歳までに起こっています。子どもの皮膚は薄く、見た目以上に皮膚の奥深くまで侵されていることがあり、傷が残ったり、運動機能に影響が出ることもあります。やけどの原因Top3は、「調理器具」「ストーブ」「電気ポット」です。子どもの成長に合わせた、やけど防止対策を紹介します。

ハイハイ~つかまり立ち期

活動範囲が拡がるため、興味のあるものは何でも手に取ろうとする時期。「引っ張る」ものや「歩行」を邪魔するものは置かない工夫をし、手の届く位置にやけどの原因となるポットやストーブを置かないよう習慣付けましょう。最も大事なことは、子どもから目を離さないこと。やけどはちょっとした隙に発生する怖い事故なのです。

幼児期(2歳~)

生活の基礎を学ぶ時期です。大人と一緒に使いながら覚えていく時期でもあります。単に熱いものを遠ざけるのではなく、危険であることを説明して理解させることが大切です。食育学習の材料として人気のクッキングトイやホットプレートにも危険は潜んでいるので、注意が必要です。

受傷してしまったら……


すぐに流水で冷やしましょう。救急処置で予後が決まることがあるので、迅速な対応が必要です。広範囲のやけどの場合は、冷やしながら救急車を呼びましょう。

受診のタイミングは……

受傷後はできるだけ早く専門医の診察を受けましょう。洗浄・漂白剤など化学物質によるものは、物により対応が異なるため、容器をそのまま持参しましょう。

アドバイス
静岡県立こども病院勤務
山口 みどりさん
◆プロフィール
小4男子と年長児女子の母。家族や周囲の協力を得て育児と仕事を両立しています。
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